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1分1秒でも早くおいしく!
スピードと仕上がりに満足できる
なくてはならない存在です!
サラリーマンやOLが行き交う
オフィス街の一角にある、産地と鮮度にこだわった和食居酒屋。
昼夜ともに仕込みから営業時間中まで クックエブリオが大活躍。
集中的に忙しくなるランチタイムや
大量調理が必要な宴会を中心に欠かせない存在になっています。
TOPICS
下焼きで
ランチの調理時間を半分に
スピード勝負のランチは
下焼きと仕上げのスチコン使いで
素早くふっくらと。
オフィス街なので昼休みに入った途端、一気にお客さんが来て厨房は戦場のようになります。ゼロから調理していてはまったく間に合わないので、焼き物は朝の仕込み中に一回スチコンで軽く下焼きしていますよ。焼き魚だったら、コンビモードの230℃・水蒸気量40%で4分下焼きをして、オーダーが入ったら同じモードでさらに4分焼いて仕上げます。 グリラーやオーブンと違って、スチコンだと蒸気を入れながら焼けるので二度焼きしてもふっくらと、身縮みしないからいいですね。よりおいしい物をいち早くお出ししたいという思いに、しっかりと応えてくれています。
肉と魚が一緒に焼ける!
ニオイ移りも時間のロスも
ありません。
「毎日通っても飽きないお店」にしたいので、ランチは定食を6〜7種類、焼き魚や肉のグリル、揚げ物をメインに取り揃えています。肉・魚・野菜を同時に焼いてもニオイ移りしないので、営業中はずっと同じ設定(コンビ230℃・水蒸気量40% )で連続運転しておいて、どんどん入れています。タイマーで個別に管理すると、時間のロスも無いので助かりますよ。いろいろ焼くので、掃除がめちゃめちゃラクなのも嬉しいです。ランチ後と営業終了後に掃除していて、専用洗剤をシュシュッとかけてクリーニング運転し、シャワーで洗うだけですから。閉店作業も手早く済むようになりました。
CHECK! MEMO 時間短縮の秘訣は二度焼きにアリ
ランチタイムはオフィス街で働くお客様にとってもお店にとっても貴重な時間。焼きものメニューを二度焼きすることで、提供までの時間が短く、早くなりました。通常8分かかる焼き魚は、事前の下焼きで仕上げは4分と、ランチの調理時間が半分に。お客様へのサービス向上にクックエブリオが一役買っています。
コースメニューは
スチコンメインで手際よく
焼き台、蒸し器、鍋が
スチコン1台に!
厨房が狭い1号店で
惚れ込みました。
ここから徒歩約10分の所に1号店の土佐堀店があり、そこはとにかく厨房が狭いので、オーブンを入れたくてもスペースが無くて諦めていました。そんな時にホシザキさんからクックエブリオのことを聞いて。どんなものかとテストキッチンに行ってみたら、魚や鶏肉を焼いたりブロッコリーを蒸したりと、実際にスチコンで調理しながら説明を聞けて、試食もできました。一台で焼く・蒸す・煮るができて、想像以上においしいじゃないですか。早速導入して焼き台は捨てました。1号店で大活躍してくれたので、ここ2号店を開く時には迷わず導入しましたよ。
コースメニューはスチコン頼み。
効率よく回せるように
組み立てます。
この辺りは会社が多く、接待や宴会などでも頻繁にご利用いただいています。宴会のコースメニューは年4回変えていて、ここでも万能選手のスチコンが大活躍。スチコンを軸にコースメニューを構成しています。スチームモードで蒸し物をした後はコンビモードで焼き物をしよう、といった感じで流れを止めないように。コンビからスチームへ切り替える時は、クーリング機能を使うと高温の庫内温度がみるみるうちに下がるので、次の調理に素早く取りかかれていいですね。
新メニューが
今では宴会の定番に。
20人前を一度に提供できるのも
嬉しいですね。
単品でも人気がある「とろろと牡蠣の和風グラタン」は、クックエブリオあっての宴会メニューですね。ダシと薄口醤油で味を調えた長芋のとろろと卵で作った生地に生牡蠣を入れ、チーズをかけてコンビモード250℃・水蒸気量40%で焼くと、ふわーっと軽やかに仕上がって、おいしいんですよ。20名の宴会で蒸し物や焼き物を皆さんに同じタイミングで出すのはとても難しくて、今までは時間差ができちゃっていました。クックエブリオなら一度に20人前が作れるので嬉しいですね。コースメニューの半分はスチコンに頼っていますよ。
素材の良さを引き出しながら
大量調理
デリケートな素材も
一度に調理できて
持ち味をグッと
引き出してくれるんです。
日本酒との相性を考えて、なるべく素直な味わいの料理をお出ししています。クックエブリオで蒸したり焼いたりすると、素材の持ち味を引き出してくれるので、濃いソースをかけたりしなくても、そのままで十分おいしいんですよ。僕の理想にしっかりと応えてくれる調理器具ですね。 「インカのめざめ」というジャガイモは、火を入れすぎるとボロボロになってしまうデリケートな品種なんですが、スチームモードの120℃で10分ぐらい蒸すと甘みが引き立ち、ホクホクしながらも形崩れしないので、いろいろなメニューで活用しています。 北海道産とろホッケの塩焼きもふっくら焼き上がるし、煮崩れしやすいカレイやさつまいもの煮物がキレイに仕上がるのにはびっくりしました。
温度管理が難しいセイロ蒸しも
スチコンで簡単、
カンペキに仕上がります。
コースメニューにも入れているセイロ蒸しは、今や当店の看板メニュー。中でも「旬の野菜と泉州犬鳴豚のセイロ蒸し」は試行錯誤の結果できた一品です。スチコンを入れるまでは蒸し器でやっていましたが、温度管理がとても難しくて。温度が高過ぎると野菜の繊維が壊れるし、お肉は堅くなって旨味が逃げて全然おいしくないんですよ。 クックエブリオなら低温の一定温度で火が通せるのでカンペキな仕上がりになります。豚のバラ肉は特注でかなり厚めの4mmにスライスしてもらっているんですが、分厚くてもやわらかくジューシーに仕上がっていい感じですね。
25分間鍋に付きっきりだった
温泉卵が、
ボタン1つでとてもラクに
大量調理できるように
なりました。
シーザーサラダ、豆腐チゲ、ランチの海鮮丼などに入れる温泉卵を、今まではお湯を68℃に保って約25分間温度計とにらめっこしながら作っていました。それが今はクックエブリオに任せきりで手間いらず。スチームモードで同じ温度と時間をセットすれば、 その場を離れて他のことができます。スタッフの誰が作っても同じ仕上がりになりますし、とてもラクになりました。3日に1度のペースで20〜30個まとめて作っています。
取材日記
取材時は歓送迎会などの宴会予約がたくさん入っている上に、卒業シーズンでスタッフの入れ替わりもあり、忙しさを極めていました。そういった中でも「よりおいしいものを早くご提供する」という姿勢を崩さない那須さん。インタビューの最後にいただいた「クックエブリオはスタッフ3人分の働きをしてくれてますよ」という言葉が印象的でした。サラリーマンやOLの皆さんで賑わうランチタイムにサンマの塩焼き定食をいただいたところ、皮目はパリッ、中はふっくらジューシー。あまりのおいしさに大盛りのご飯をペロリと平らげてしまった程です。その後の取材時にスチコンで焼いたと聞いて、なるほど!と納得。那須さんの思いをしっかりと味わうことができました。