50
一人厨房での宴会対応や
他店との差別化が
事前調理で可能になりました
老舗お好み焼き屋の流れをくむ「ヒバリブンコ」。
先代から受け継いだ鉄板料理に加えて旬の食材や珍しいメニューで差別化を図るためにクックエブリオやブラストチラーなどをセットで導入。
事前調理と保存技術で、一人厨房の可能性をグンと広げています。
TOPICS
自分の分身を得て
一人厨房の可能性をアップ
導入して正解でした!
スタッフ一人分以上の
働きに大満足です。
リニューアルオープンにあたり、鉄板料理だけでなく、地元のお客様にも喜ばれるような珍しいメニューを提案したいと思っていたんです。でも、調理するのは僕一人ですし、鉄板に向かうと他の鍋料理には手が回りません。何かいい方法はないかな?と模索している時に出会ったのがクックエブリオ。テストキッチンで実際に使ってみて、「これは武器になるぞ」と確信しました。夜中までフル稼働させても文句ひとつ言わないですし、 スタッフ一人分以上の働きをしてくれます。人件費を掛けることなく、自分の分身ができると考えたら安いものですね。
カンタン操作で
直感的に使えるから
レパートリーも
広げやすいですね。
僕は取説を読むのが大の苦手。どんな機械も実際に使いながら覚えるタイプです。その点クックエブリオの操作はとてもカンタンで、直感的に使えるので助かります。今まで鉄板一筋でしたが、煮物や蒸し物など、レパートリーがグンと増えました。しかもスチコン調理中に他のことができるので、時間が有効に使えます。並べてピッと押しておけば、出来上がりを知らせてくれる。こんなに便利なものはないですね。
予熱も焼き上がりも
アッという間なのには
驚きました。
立ち上がりの早さも良いですね。セットして、他の作業を始めると予熱完了のブザーが鳴るので、うれしい誤算でした。あとは、火入れの早さにもビックリ。 「大山黒牛入りハンバーグ」は、コンビ225℃・水蒸気量40%・7分の下焼きだけでほぼ熱が入ります。初めは7分で焼けるの?と半信半疑だったけど、蒸気を入れながら焼くと、こんなにも早く火が通るんですね。 急速凍結して真空パックし、オーダーが入ったら解凍して鉄板で焼くだけ。忙しいランチタイムも大助かりです。
忙しいランチタイムも
事前調理で安心!
旬の魚介類を
水揚げのない時にも提供して
差別化
スチコンと
ブラストチラーがあれば
急な宴会が入っても慌てません。
一人で調理する以上、いかに効率よく、一定のクオリティでお出しできるかが重要なポイントです。その期待にしっかり応えてくれるのがスチコン・ブラストチラー・真空包装機の3点セット。旬の魚などは時間がある時にスチコンで煮付け、ブラストチラーで急速凍結し、真空包装して冷凍保存しています。 小さめの魚なら一度に40尾も調理できるので、鍋で何回も煮る必要がありません。急な宴会にも、解凍するだけで美味しい煮魚をすばやく提供できますよ。
安価な時に仕入れて
ストックすれば
コストは抑えて
お客様の満足度はアップ!
天気予報で海の時化が予測されると、魚介類の値段は上がります。時化の後や年末年始も当然高騰。そこで 安定している時に旬のものを底値で購入→仕込んで冷凍保存→物が出回っていない時にお出ししています。 海の状況に縛られることなく、お客様が食べたいときにすぐ提供できます。 他店では高値や出回ってない魚介も、うちでは長い期間にわたってリーズナブルにお出しできる。 お客様に喜ばれますし、差別化にもなります。いつでもおいしく、お財布の中身を気にせず楽しんでもらいたいですね。
POINT
CHECK! MEMO 旬の魚介類もスチコンとブラストチラーで安定供給
魚介類は旬を迎えると市場価格が最も安定。まとめて仕入れて仕込んでおけば、コストを抑えつつ、鮮度を保ちながらの長期保存が可能です。ヒバリブンコ様では電解水で洗い→スチコンで事前調理、もしくは刺身用としてそのまま→ブラストチラーにかけて急速凍結→真空包装し冷凍保存。長くリーズナブルに提供することで、差別化を図っています。
事前調理で宴会も
当日午後からの準備でOK
30人以上の宴会料理も
昼過ぎから取り掛かれば大丈夫。
30〜40人前の宴会料理も、スチコンがあれば当日昼過ぎからの準備で間に合います。 茶碗蒸しはスチームモードで調理してホテルパンごと取り出しておき、タイミングを見計らって直前に再加熱。冷凍保存してある煮魚もスチームモードで温めるだけです。メインのチキンは開始時間から逆算して3〜4時間調味液で漬け込み、コンビモードで8割ぐらい下焼きし、提供する10分前に高温で仕上げ加熱。外はカリッとして中はジューシーに焼き上がり、お客様にも好評です。 同じモードを使う料理をまとめて調理するのが、1台をより効率よく使うコツですね。
ブレない味わいを
ご提供したいから
勘ではなくて機械に頼っています。
人の味覚は体調や気候に左右されやすいもの。それに気づかず、ブレた料理を頻繁に出していたら…と考えると不安になります。その点 スチコンなら、計量した調味料と決めた設定で調理するので、いつも安定した味とクオリティに仕上がります。提供する側の安心感は絶対ですね。 僕は厳しい修行を重ねてきたわけではないので、機械に頼っておいしく出来上がるんだったら、積極的に使った方がいいという考え方。一人でも最大限のパフォーマンスが発揮できるし、これからの時代にマッチした調理機器だと思います。
クルーズ船の外国人観光客を
受け入れる体制作りをしています。
境港には海外からのクルーズ客船が多数寄港していて、これからはもっと増える見込み。団体観光客を受け入れて、無形文化遺産にも登録された和食から、日本の文化を感じ取ってもらえたらと考えています。ですが船旅はタイムスケジュールが曖昧で、予定時刻にご来店くださるとは限りません。温かいものは温かく、冷たいものは冷たくお出ししたいので、スチコン・ブラストチラー・真空包装機をさらに駆使した事前調理法を検証しています。到着時刻を気にすることなく、「いつでもお越しください」といえる体制作りを進めています。
取材日記
60年近く歴史を重ねた店内は、当時の面影を残しつつ、居心地の良さもプラスしたしつらえ。創業者である叔母様と、隣で貸本屋を営んでいた叔父様へのリスペクトが、ここかしこに感じられました。自慢の鉄板で仕上げる「大山黒牛入りハンバーグ」からは、香ばしい湯気が立ち上り、店内は食欲をそそる空気でいっぱいに。食べ応えのある食感と凝縮された大山黒牛の旨味に、スタッフ一同舌鼓を打ちました。