アレンジを楽しむお米レシピ
お米の粘りはデンプン質がカギ
お米の粘りは、デンプン中のアミロースとアミノペクチンの割合によって決まります。アミロースの割合が低くアミノペクチンの割合が高いと粘りが多く、逆だと粘りが少なくなります。アミロースの低いお米は、おにぎりや炊き込みご飯などにしても粘りがあって冷めても硬くなりにくいというメリットがあり、アミロースの高いお米は、ピラフやチャーハンなどに向いています。
新米は水分量に気をつけて
お米に含まれる水分量は、新米のうちがもっとも多く、時間が経つほどに減っていきます。ご飯を炊く場合、新米は水の量を一割ほど減らす、古米は一割ほど増やすとよいといわれています。お米を使った他の調理時にも同じこと。お米の状態にあわせて、使う水の量を調整するとよいでしょう。