柑橘系の香りが特徴的な「柑味鮎」。
甘酸っぱく爽やかな香味が食欲をそそります。
また、夏の川魚を代表する鮎は美しいフォルムも魅力のひとつ。
見た目を損なうことなく調理できるクックエブリオを駆使し
定番からアレンジバージョンまで4つのレシピをご紹介します。
川で生まれてすぐ海へ下り、成魚になると川を遡上し、秋に産卵を始める鮎。生涯忙しく泳ぎ回る特性を持ち、引き締まった身は低脂肪で良質なタンパク質の宝庫です。天然の鮎はワイルドな香味が生臭さと捉えられがちですが、全身から柑橘の香りを放つ柑味鮎は、生臭さを感じません。鉄分の多い内臓も特有の苦味がなく、爽やかなあと味。貧血に悩む方は内臓も残さず食べるのがおすすめです。
海と川を股にかけて生きる鮎は、水の抵抗が少ない流線型の姿形が特徴です。塩焼きしてもこの形が崩れないよう、日本では様々な串打ち方法が編み出されてきました。クックエブリオなら、まんべんなく熱や蒸気が作用するため、調理の途中で忙しくひっくり返す手間も不要。コンフィや鮎ごはん、干物など、鮎の姿形を活かした料理はお手のものです。また、しっかり火を通してペースト状にした「リエット」なども手軽にできます。ジャンルを問わず、さまざまな鮎料理をお試しください。