いろどりも美しいにんじんレシピ
生でも加熱してもおいしくいただけて、日常的にも出番の多いにんじん。
オレンジ色が料理のアクセントにもなり、
主役でも脇役としても使いやすい食材です。
オレンジ色はカロチンの証
にんじんがオレンジなのは、オレンジ色の色素であるカロチンが豊富に含まれているから。カロチンには抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に効果があるといわれています。また体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を健康に保つ働きもしてくれます。カロチンは油に溶けやすい脂溶性ビタミンなので、油を使っての調理が吸収率アップに効果的で、おすすめです。
頼りになる万能野菜
にんじんは、肉類・魚介類・根菜・葉野菜など他の食材との相性もよく、和食・洋食・中華、そしてデザートとさまざまなジャンルで使える、まさに万能野菜といえるでしょう。にんじんには、アスコルビナーゼというビタミンCを壊してしまう酵素が含まれていますが、加熱を行うことでその酵素の働きをとめることができます。