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スチコンレシピ

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スチコンで時短&カンタン!
"おふくろの味"いっぱいの
お弁当作り

お惣菜・お弁当

おにぎり・お弁当
ええじゃん尾道 様
(広島・尾道市)
チーフ 上野 恵子 さん

地産地消をコンセプトに、JA尾道市管内から出荷される農畜産物、海産物などを販売する「ええじゃん尾道」。店舗内に100%地元産の食材を使った手づくり弁当を製造•販売するコーナーがあります。女性スタッフが作る日替わりの「まるかじり弁当」は午前中で売り切れてしまうことも多い人気商品。お弁当の調理にクックエブリオが活用され、“おふくろの味”の大量調理をサポートしています。

地元産の食材を100%使っているお弁当と伺いましたが…

はい。お米はJA尾道市管内の北部にある世羅産のコシヒカリを使っています。おかずに使うのは、この店舗で販売している肉や魚、野菜。その時期に店頭に出ている新鮮なものを使いますから、いつでも旬のお弁当ですよ。リピーターも多く、お弁当が売り場に出るのを今か今かと待っている方もみえるんです。お昼前に売り切れてしまうこともよくあります。

スチコンを使うのは初めてだったそうですね?

そうなんです。調理スタッフ3人全員、ここで働くことになってからヨーイドンで使い始めたんです。みんな“スチコン同級生”。最初は「自分たちに使えるかしら」と不安もありました。でも、ホシザキさんのテストキッチンで操作方法を教えてもらったり、食材を持ち込んで実際に使わせてもらって「スチコンがあると便利だ」とすごく感じました。これは操作に慣れるしかない!とみんなでいろいろ試しています。毎日使っていると発見も多く、オリジナルレシピの設定温度や時間は早見表にして、スチコン横の壁に貼っているんですよ。ここのお弁当の魅力は、そんな“素人”のお母さんたちが1個1個手づくりするところにあるのかもしれませんね。

どんな使い方をされていますか?

和え物や煮物に使う野菜の下ごしらえや焼き物に、それから毎日必ずお弁当に入れる卵焼きをスチコンで作ります。スチコンが入る前は、ひとつずつフライパンで焼いていたんですよ。1回で焼けるのは6〜7食分、だから60食分作ろうと思うと10回くらい焼かなきゃいけなかったんですよね。それが、スチコンで作るようになってからは一度に60食分焼けるようになったので、作業時間が大幅に短くなりました。スタッフも付きっきりにならなくていいから、焼いている間に他のおかずを作ったり、おにぎりが握れて助かっています。それに、スチコンで作った卵焼きは「おいしい」と言ってくださる方が多いんですよ。

JA尾道市管内の多彩な食材が並ぶ店内。お弁当用に作ったおかずの余剰分を食材の試食用に提供することもあるのだそう。

地元産食材100%、作りたてのおふくろの味がつまった「まるかじり弁当」は350円と、とてもリーズナブルな値段。

午前中は当日出すお弁当の調理に、午後は翌日分の下ごしらえに活躍しているクックエブリオ。すぐそばに設定温度と時間の早見表が貼られている。

「鶏肉の生姜焼きと卵焼きを一緒に焼いてもにおい移りしないんですよ」と“スチコン同級生”のひとり、村上洋子さん。

すると、スチコンを使った一押しメニューは「卵焼き」ですね?

ええ。男性のお客様から「すごくおいしいね、どうやって作るの?」と聞かれたこともあるほど。ホテルパンにクッキングシートを敷いて卵液を入れて焼くだけなんですよね。でも、最初のうちは何度も失敗しました。焼き始めてしばらくすると表面が膨れてくるのが悩みだったんです。ある時途中で扉を開けてみたら、しゅーっとしぼんで平らになって。これは偶然の発見でしたね。あと、底面の焼き色がなかなかきれいに仕上げられなかったのですが、スチコン講習会で「途中でかき混ぜてみたら」とシェフに教えてもらって解決できました。扉を開けたタイミングで全体をかき混ぜると均等に固まるし、表面も底面もいい焼き色になるんです。タイミングや回数は毎日使っていく中でだんだん決まっていきましたね。そんなこんなで、やっとこの卵焼きが完成しました。今では、卵焼きを作るならスチコン以外は考えられないくらいに頼っています。

クックエブリオの活躍場面は他に?

里芋やにんじんなど、根菜類のボイルはスチコンに限りますね。煮くずれしないし、中までしっかり味が染み込むのに、食べると“やさしい”味になるんです。お客様も「薄味でおいしい」とほめてくださるんですが、素材そのものの味がちゃんと出るからでしょうね。それから、巻き寿司に入れる穴子をスチコンでボイルしてから蒲焼きにすると、“ふわー”っと焼けて縮まないんですよ。鯛めし用の鯛も一旦スチコンで焼いてからごはんと混ぜれば、生臭みが少なくなることもわかりました。

クックエブリオで作ってみたいものは何ですか?

赤飯ですね。導入前に一度試作したことがあるんですが、評判が上々で。いつもは辛口な店長が絶賛するほどのおいしさでしたから、ぜひ新メニューに取り入れたいと思っています。それから煮豆やちらし寿司用の錦糸卵にもチャレンジしてみたいです。フライパンで作ると面倒くさくてすぐ焦げて大変だったえびそぼろも、スチコンだとすごく簡単にできたんです。だから煮豆や錦糸卵もクックエブリオならきっと簡単においしく作れると思います。

今後、どんな風に使っていきたいですか?

1日の作業のほとんどで使っているんですが、お弁当を袋詰めしている間など、スチコンが空いている時間があるんですよ。その時に何かできることを見つけてフルに使いたいな、と思っています。次の作業へ移るまでに庫内の温度が下がってしまうともったいないですから。素人なりの自由な発想と主婦の勘を活かして、いろいろ試しつつ一番いい方法を探しながら、もっともっとお客様に喜ばれるお弁当作りをしていきたいです。

ホテルパン1枚に卵18個入り!平日は3段、土日祝日は4段使って焼く、鮮やかなオレンジ色が印象的な卵焼き。

黄身の色が濃くて甘みの強い世羅産卵を使った卵焼きは「冷めてもしっとりしていておいしい」と大好評。

清潔感あふれる調理場。ここで3人のお母さんたちが心をこめておにぎりやおかずを手作りしている。

食通の友人が多い上野さん。「いいものを作るにはクレームにも耳を傾けないとね」と彼らの試食後の意見をとても大切にしている。

取材日記

取材に訪れたのは平日の午後。当然のことながら人気商品の「まるかじり弁当」は完売でした。上野さんと村上さんは「翌日の献立でよければ」と、仕込みに忙しい中でも撮影用のお弁当を作ってくださいました。取材後、卵焼きをスタッフ全員で試食。しっとりとした食感でほのかな甘みのある、やさしい味でした。

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