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スチコンレシピ

1201 Recipe

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時間と労力の大幅カットを実現。
これまで断っていた大口の注文も
対応可能に。

お惣菜・お弁当

惣菜・お弁当
地雷也 名古屋本店 様
(愛知・名古屋市)
専務取締役 菅川 圭子 さん
工場長 長尾 智 さん

「名古屋めし」として有名な天むすの専門店「地雷也」。カラッと揚がったスパイシーな海老の天ぷらと、冷めてもおいしいご飯が「地雷也」の人気の秘密です。天むすはひとつひとつ手作業で作られ、天むすが入ったお弁当も提供。そのお弁当の惣菜調理にクックエブリオが活用されています。今回は名古屋本店で、専務取締役の菅川圭子さんと工場長の長尾智さんにお話を伺いました。

スチコンを導入してどれくらいになりますか?

菅川さん だいたい半年です。今はお弁当の惣菜の「魚」と「つくね」の焼き調理に使っています。もともと焼き魚には、魚焼きグリルを使っていたんですが、たくさん焼くには時間がかかるというのと、工場長以外の人だとうまく焼けなかったんですね。誰でも同じように焼けたらいいのに…と思っていたところに紹介されたのが、クックエブリオだったんです。

それまではスチコンの導入を考えていませんでしたか?

菅川さん スチコンの存在は知っていました。でも、私たちには関係がないかなと思っていたんです。大量調理といっても、この店の場合は通常100〜200食程度なので大きな機械を必要とするわけではないですし。便利だということがわかっていても、スペースと価格の問題もありますからね。その点でクックエブリオは、検討できるサイズと価格でしたね。

長尾さん 魚が短時間で上手に焼けると聞いたので、ホシザキのショールームで実際に調理をさせてもらいました。店で使っている魚をショールームに持ち込んで。焼き上がりがまったく違って驚きました。早く手間なく焼けるというのはもちろんですが、身がとてもふっくら仕上がっていたんです。西京味噌につけた魚なので、焼き過ぎるとすぐに硬くなってしまうんですが、スチコンだとそんな心配もない。焼き縮みも少ないし、焼き目もしっかりついて、これはいいなぁと思いましたね。

1日にどのくらい調理されていますか?

菅川さん お弁当を1日に作る量は日によって変わりますが、500食くらいだと思います。そのうち約200食がお惣菜の入ったお弁当です。スチコンで作った「魚」と「つくね」は惣菜のメインなんですよ。それに、つくねはスチコンを入れたことでできたメニューです。ここでの惣菜の調理は「油で揚げる」か「グリルで焼く」しかなかったんですよ。以前は煮物類も作っていたのですが、作る人によって味が違うことがよくあって、今は調理済みのものを使っているので。魚焼きグリルは焼ける量も使える人も限られるので、惣菜のメニューは油で揚げたものが自然と多くなってしまっていたんですね。

実際に使ってみてどうでしたか?

長尾さん 機械系は得意じゃないので、初めは使い方がわからなくて困ったんですが、少し使えばすぐ慣れました。モードや時間、温度を設定して、スタートボタンを押すだけですから。それで、ふっくらとして焼き縮みも少なく、焼き色もしっかりついたおいしい焼き魚ができるんです。誰が使っても焼き上がりが均一になるので、本当に助かっています。

落ち着いた雰囲気の入り口。予約をすれば店頭での購入も可能。

天ぷらとご飯の量と味のバランスが絶妙な地雷也の天むす。パッケージにもこだわり、昔ながらの竹の皮を包みに使用している。

衛生管理を徹底し、清潔に保たれたセントラルキッチン。

名古屋で販売されている天むす・お弁当はここで作られている。

スチコンを使って作業効率は変わりましたか?

菅川さん 一番大きいのは、魚を焼く時間の短縮ですね。特に大量調理時にその違いが出ます。イベントや会合などのお弁当の注文もお受けしているのですが、300個くらいの大口の注文が入るとこれまでは魚を焼くだけで4〜5時間かかっていたんです。工場長が延々と魚を焼き続けるという状態。なので、場合によっては注文をお断りしないといけないということも起きていました。スチコンを入れてからは、大量のオーダーでもお断りすることがなくなりましたね。

長尾さん スチコンでの焼き魚の設定は13分間で、一度に60切を焼くことができます。300切でも1時間ちょっとで済んでしまうんです。それから、焼いている間は魚につきっきりでなくてもいいんですよ。だから、ほかの作業ができる。魚焼きグリルの場合はつきっきり。しかも、何かほかのことがあると目を離してしまい、それで焦がしてしまって廃棄するというロスも出ていました。だから時間的なロスも食材的なロスもぐっと減ったと思います。

今後、やってみたい調理は?

長尾さん 「焼き魚」や「つくね」のほかにもスチコンでいろいろできるというのはわかっているのですが、お弁当は作ってすぐにその場で食べてもらえるというものではないので、お弁当のおかずに合うもの、冷めて時間が経ってもおいしいものを考えないといけないんですね。つくねはその第一弾メニューでした。次は、季節の野菜を使った「焼き野菜」なんかを考えています。メニューが増やせるのは楽しいので、これからいろんなものを試してみようと思ってます。

菅川さん つくねはお客さんの反応もいいです。それと以前は焼き魚が硬いというご意見をごくたまにいただくことがあったのですが、スチコンで調理してからはなくなりました。メニューのレパートリーが増えていくのは楽しみです。スチコンを入れたことでほかのことに手間をかけられるようになったというのは大きいですよ。自分のところでいろんな調理ができれば、コスト面でもメリットが出ますから。だから、前にやっていた煮物の調理も復活させてもいいかなと思っています。

天むすは、すべて手づくり。一度に7〜8人のスタッフが調理に携わる。

惣菜のメインである魚とつくねが、スチコンのコンビモードで調理されている。

スチコンで焼いたつくねが入った「白河」1,050円(税込)、焼き魚が入った「徳川」1,050円(税込)をはじめ、約10種類のお弁当を製造・販売している。

取材日記

名古屋にある地雷也7店舗分の天むすやお弁当がこの名古屋本店で作られているそうで、取材に訪れたお昼過ぎもセントラルキッチンでは厨房スタッフの皆さんがお弁当の準備をしていました。驚いたのは、衛生管理の厳しさ。厨房への入室前の消毒やチェック、ドアの開け閉めや持ち込み禁止の道具も決められているなどの徹底した管理。食を提供するから安全面にこだわるのは当たり前といえば当たり前なのですが、その光景を見ているとおいしいことはもちろん、安心してお客さんに食べていただきたいという「地雷也」さんの思いが伝わってきました。

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