カサも足も、ずっしりと肉厚に育つ「足太あわび茸」。
加熱しても保たれるアワビのような歯ごたえと、
クセのないジューシーな味わいが特徴です。
他の食材と合わせやすく、加熱調理で持ち味が活きる
足太あわび茸のレシピをご紹介します。
限られた地域にしか自生せず、また栽培が難しいことから、古くより希少なきのことして知られているあわび茸。栄養価が非常に高く、特に脂質・糖質・タンパク質などの栄養素を分解してエネルギーに変える「ビタミンB2」や、がんや生活習慣病への予防効果を持つ「βグルカン」などが豊富です。調理する際は、動物性タンパク質を含む肉類や魚介類などで旨みを加えると、おいしさも栄養も満点のメニューに仕上がります。
クセがなくあっさりとした味わいを持つ足太あわび茸は、合わせる食材を選ばず、和洋中どのジャンルでもおいしく調理できます。また、カサにも足にも肉がギュッと詰まっているため、火を通しても縮みにくいのが魅力です。例えば今回ご紹介する「足太あわび茸とホタテのオイスターソース煮込み」では、ソースが染み込んでもベッタリとせず、コリコリの食感をそのままキープ。レシピの主役を張る食材として、しっかり存在感を発揮します。