うえむら農園ではグリーンアスパラガスと
日差しを当てずに成長させるホワイトアスパラガスを栽培。
それぞれ食感や風味が異なり、加熱調理で個性が一層際引き立ちます。
蒸す、焼く、煮るなど、1台何役もこなすスチコンを活用し
ヨーロッパの伝統レシピと目先の変わったレシピをご紹介します。
1日に10cm以上も伸びるアスパラガス。この生命力あふれるアスパラガスには、新陳代謝を促進し、疲労回復を促す「アスパラギン酸」というアミノ酸が豊富に含まれています。アスパラギン酸は同じく旨み成分のもととなるイノシン酸を含む食品と合わせると相乗効果でおいしくなるため、肉や魚との相性は抜群。また、ホワイトアスパラガスは卵との相性が良く、ヨーロッパでは卵とバターをたっぷり使ったオランデーズソースを合わせるのが定番です。
ホワイトアスパラガスは独特のやわらかさと甘みを持ち、他の食材となじみやすいので、サラダやグラタン、スープなど応用範囲の広い食材です。春先の出盛り期にまとめ買いし、スチコンのスチームで大量調理して真空保存しておけば、長期間にわたって使用できます。また、グリーンアスパラガスはコンビやスチームで調理することで、旨みや甘みが増し、仕上がりも色鮮やかに。今回ご紹介する「まるごとアスパラのつくね焼き」のように、ひき肉と合わせることで、旨みと食感のコンビネーションを楽しむことができます。