折笠農場では病気に強くておいしい品種を選りすぐるため
毎年40種類ものじゃがいもを育てています。
茹でたり蒸してホクホク感を楽しむ粉質タイプや
型崩れしにくい粘質タイプなど特徴はさまざま。
それぞれの個性を生かすことで料理の完成度がグッと上がります。
ビタミンCは柑橘類や緑黄色野菜に多く含まれているイメージですが、じゃがいもにも豊富に含まれ、その量はみかんやほうれん草に匹敵。でんぷん質で守られているため、加熱しても壊れにくいとされています。また、体内の過剰な塩分を排出したり、血圧の安定をサポートするカリウムも豊富。「シャドークイーン」や「ノーザンルビー」などの品種は、アントシアニン由来の鮮やかな色合いがお料理に華やかさを与えてくれます。
ヨーロッパでは主食として用いられるように、毎日食べても飽きがこないじゃがいも。シンプルな味わいが他の素材と調和し、肉や魚、乳製品と合わせることでよりおいしさがアップします。スチームを使えばマッシュポテトも簡単にでき、例えばスイートポテトは焼成まで一台で完結。ホクホクした粉質タイプのじゃがいもは、煮崩れしやすいのが難点ですが、スチコンを使えば面取りしなくても型崩れせず、中まで火がしっかり入ります。今まで感じていたじゃがいも料理のストレスを、スチコン調理で一気に解決しましょう。