※すべて2/3ホテルパンタイプで検証しています。
冷凍お好み焼き(235g×1枚)を電子レンジで温めた場合と、クックエブリオで加熱した場合の仕上がりを比べてみました。
- 【設定】
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電子レンジ(600W)6分40秒
クックエブリオ〈ステップ1〉コンビ・200℃・15分間・水蒸気量100%
〈ステップ2〉コンビ・200℃・8分間・水蒸気量0%
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電子レンジは温めるだけなので、表面がしんなりとした仕上がり。クックエブリオは、ステップ1で中まで熱を通して、ステップ2で焼き目をつけるので、より焼き立てのお好み焼きに近いカリッとした仕上がりが得られた。
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どちらもふんわりと仕上がっているが、中の水分が保たれている分、クックエブリオの方が密度もかさも高く感じられる。また、食べ比べてみると、クックエブリオで調理をした方が口当たりがよりなめらかだった。
- クックエブリオは
より焼き立てに近い仕上がりに
クックエブリオを使うと、焼き立てに近い状態の仕上がりを簡単に得ることができます。また、電子レンジよりも一度に加熱できる量が多いので、便利だと思います。
電子レンジとスチコン、
ふっくら感が違うのはなぜ?
電子レンジとスチコンでは、食材を温める方法が異なります。電子レンジは、マイクロ波によって食品内部の水分を振動させて生じる摩擦熱を利用して、加熱します。そのため、食品の水分が蒸発してしまいます。スチコンは電子レンジに比べて食材の水分を保ちやすく、今回の実験では調理前と調理後の重さはほとんど変わりませんでした。
加熱前芯温の目安約-10℃
※メーカーによって食品1個あたりのサイズや重さは異なります。
※設定温度や調理量によっては調理時間を長くする必要があります。
※食材温度などにより調理時間、設定温度は異なります。
水蒸気量40%でOK 冷凍お好み焼きではステップ調理を使いましたが、冷凍たこ焼きの設定は「水蒸気量40%」のみ。たこ焼きの方が小さく、中に熱が通りやすいため、1つの工程で中をふっくらさせながら表面をカリッと仕上げられました。
単に温め直すだけではなく、焼き目やふわっと感を加えられ、おいしさがアップするのがクックエブリオを使うメリットだということがわかりました。また、お好み焼きの場合で15枚を一度に加熱できるので、調理効率も良いと思います。