きっちんぷらす
スチコンレシピ 1201 recipe

スチコン de フライ クックエブリオ実験室 スチコンで揚げものを上手に仕上げるコツを教えてください という、ご質問にお応えしてフライ調理を研究してみました!

温め物編

温めるだけで、できあがるメニューの仕上がりのカギは表面の水分。ブヨブヨ、フニャフニャにならない設定を調べてみました。

実験ポイントはコレ!●調理時のべたつきを抑えるには?

※すべて2/3ホテルパンタイプで検証しています。

実験でチェック!高い温度でスチームすると仕上がりは変わる?

メニューによっては、加熱時にホテルパンについた水蒸気が水滴となり、下のホテルパンに落ちて、料理の仕上がりに影響を与える場合があります。そこで、スチームモードの100℃と130℃で、水滴の落ち具合とミニオムレツの仕上がりを確認してみました。

設定温度100℃

上段のホテルパンから滴り落ちた水がかなりの量で溜まっているのが確認できる。その影響を受けて、オムレツの裏側は水分を吸ってブヨブヨしている。

設定温度130℃

温度を高温にしているので水滴が付きにくく、調理後のホテルパンもうっすらと水の跡がわかる程度。オムレツはベタつく様子もなく、ふっくら仕上がっている。

結果
高温スチームは
ベタつき解消に有効

スチームモードでも、設定温度が高ければ、庫内は乾燥します。ミニオムレツの仕上がりをベタつかせないためにも、130℃の設定がオススメです。

オムレツの設定は?

加熱前芯温の目安約-10℃

※メーカーによって食品1個あたりのサイズや重さは異なります。
※設定温度や調理量によっては調理時間を長くする必要があります。
※食材温度などにより調理時間、設定温度は異なります。

オムレツ
オムレツ
レシピはこちら

【材料】20mmのホテルパン5枚分 冷凍オムレツ75個 ※1個約30gのものを使用 【設定】スチーム・130℃・8分間

POINT

ベタつきを抑えるため、高温スチームを活用 ホテルパンについた水滴で料理がベタついてしまうのを防ぐために、高い温度に設定し、水分を飛ばします。

温め物編まとめ:しっかり熱を通して、おいしく仕上げる

温めるだけの調理は、中までしっかり熱を通すことと表面の仕上がり具合がおいしさに直結します。水分と温度のコントロールが簡単にできる、クックエブリオは温める調理にも大変向いていると思います。