スチコンは便利そうだけど、使いこなせるか不安。
大規模店舗向けの機器なのでは?と導入をためらっていませんか。
今回、そんな皆さまの声にお応えし、
カフェ開業スクールのパイオニアである富田さんに
実際にスチコンを使っていただき、カフェメニューにおける
ミニスチコン「CookEverio mini」の活用法についてお伺いしました。
知っておきたい!スチコン活用のポイント
佐奈栄学園 カフェズ・キッチン
学園長富田 佐奈栄
1996年にカフェ開業スクール『カフェズ・キッチン』を設立。カフェビジネスのパイオニアとして2300名以上の卒業生を輩出するほか、各メディア出演や食品メーカー等に商品企画・メニュー提案などをおこなうなど、多方面で活躍されています。
- カフェズ・キッチンWebサイト
https://sanaegakuen.co.jp/-
カフェの営業には、調理するメニューに合わせた時間管理が欠かせません。店を開ける時間から逆算してタイムテーブルを作り、複数の料理を完成させる必要があるからです。スチコンならその日の天候や気温にも左右されず、時間通りに仕上がりますし、食材を入れたあとは加熱完了を待つだけ。途中で火入りの具合を確認する手間が省け、他の作業と並行して調理を進められます。
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カフェを続けていく上で、一番大変なことはメニュー開発です。スチコンは1台で「蒸す」「煮る」「焼く」など様々な加熱調理ができるので、機器の使い分けが不要。「焼く」と「蒸す」を組み合わるなど「合わせ技」へのハードルが低くなることで、メニューの幅を広げられます。
「どんな調理ができるの?」はこちら
「スチームモード」「ホットエアーモード」「コンビモード」3つの調理モードを搭載した「CookEverio mini」は、様々な加熱調理がたった一台できる高機能調理機器。コンパクトかつスタイリッシュなデザインなのでオープンキッチンでもよく映えます。
「3つの調理モード」はこちら-
蒸気
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熱風
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蒸気+熱風
お店オリジナルの人気メニューをつくろう
定番レシピもオリジナルの素材を加えてアレンジすれば、お店のオリジナリティを高められます。マフィンやスコーン、スイーツ系の定番チーズケーキやガトーショコラはカフェで人気のメニュー。ほかにもパン、炊き込みご飯など、さまざまなアレンジに挑戦してみてください。
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キンモクセイの香りを移したほうじ茶を使った、香り高い自家製プリン。旬のフルーツをたっぷりと乗せ、立体的に盛り付けて魅力的に。色々とトッピングできるように、プリン自体はやや固めに仕上げました。
オリジナルカフェレシピはこちら-
スチコンならお湯張り不要!手間要らず
オーブンだと湯煎焼きが必要なプリンですが、スチコンならお湯張り不要できれいに仕上がります。作業負担が減り、時短にもなります。
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当日の気温を気にせず、安定の焼き上がり
オーブンはその日の気温によって、焼き上がりを何度もチェックする必要があります。その点、スチコンは庫内の温度や蒸気量を自動でコントロールしてくれるので、仕上がりが安定します。
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スチコンでジューシーにやわらかく焼き上げたローストポークを分厚くカットして、彩りのよい野菜といっしょにトッピング。ご飯にはモチモチした食感のもち麦を混ぜこみ、バターとパルミジャーノチーズで味付けました。
オリジナルカフェレシピはこちら-
芯温センサーなら、火の通り具合を
リアルタイムで確認400g弱の豚肩ロース肉の固まりは、芯温センサー(別売り)を中心部に差し込んで、中心温度が63 ℃で30分以上キープするようにセッティング。数字がリアルタイムで表示されるところもいいですね。
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焼きムラのない均一な仕上がり
手離れの良さも魅力的スチコンに入れて設定通りに加熱するだけ。焼きムラなしで焼き上がります。途中で焼き加減をチェックする手間が省けるので、手離れがよく、他の作業と並行して作業を進められます。
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さっと加熱するだけで
付け合わせの彩り・風味・食感もアップレンコンなどは絶妙な火加減でシャキシャキの仕上がりに。パプリカや人参など、彩りよく仕上げたい野菜は100℃で3分ほどスチームにかけるだけで、甘さが増し、ほどよい食感に仕上がります。
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