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スチコンレシピ

1201 Recipe

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上映間際のわずかな時間が勝負!
スピードアップ&ロス軽減の
カギはスチコン

ファーストフード・アミューズメント

シネマコンプレックス
シネマQ 様
(沖縄県・那覇市)
スターシアターズ 劇場統括マネージャー
榮 慶子 さん
シネマQ 売店担当チーフ 荻堂 華与 さん

映画館のフードサービスは、まさに時間との戦い。
人気作品公開時には1日3,000人もの観客が訪れるという「シネマQ」では調理の時間をどれだけ短縮できるか、商品ロスをどれだけ軽減できるかが大きな課題になっていました。
それがクックエブリオの導入でホットドッグは調理時間が1/3以下に、チュロスにいたっては約1/6と画期的にスピードアップ、同時に商品ロスも大きく削減されています。

映画館の特長を教えてください。

榮さん スターシアターズは、北谷町、南風原、県庁前とおもろまちの4ヵ所でシネコンを展開しています。このシネマQは9スクリーンと沖縄でも規模の大きなシネコンです。地元には米軍基地がある関係で、ご年配の方でも洋画を字幕でご覧になられる方が多いんです。なので、洋画の人気が高いですね。また、最近は映画以外にもライブ・ビューイング等のイベントも増えています。

映画館でのフードサービス、そのポイントは?

榮さん 上映終了後の入替時間はわずか10〜20分ほど、その間に次の回のお客様をご案内しないと次の上映に間に合いません。フードは上映直前にお買い求めになるお客様が多いので、どうしても上映直前は混み合って時間との戦いになってしまいます。多い時だとこの10数分間に何百人ものお客様に販売することもあるんですよ。この短い時間にどうやって手際よく販売していくかがポイントです。

荻堂さん だから、できる限りお待たせしないポップコーンやホットドッグを中心に販売しています。映画を見ながら片手で食べられる「チュロス」も定番になっています。

スチコン導入のきっかけは?

荻堂さん スチコン導入前、ホットドッグ用のウインナーは、ローラーで回転させながら焼くグリルを使ってました。焼いている場面をお客様に見ていただけるアメリカンスタイルで、エンターテインメント性は高かったのですが、調理に10分以上かかってしまい、混んでいると間に合わなかったんです。また、チュロスの専用オーブンも8分で8本しか焼けず、オーブンの中で移動するチュロスが途中でからまり、焦げてしまうこともありました。さらに、チュロスは冷凍のまま焼くのでオーブンの温度がすぐに下がってしまいます。なので、少し待って予熱しないと、焼き上がってもフニャーっと折れて商品にならないという失敗もあったんです。

榮さん 調理に時間が掛かることと商品のロスと…不満があっても解消できないという状態が続いていました。そんな時にクックエブリオの話を聞いたんです。最初はどんな調理機かわからなかったのですが、テストキッチンでデモを見てびっくり!「こんな便利な機械があったのか」って。それで、材料をたくさん持ち込んであれこれ試したんです。以前から販売したかったパンも焼けると聞いて、試作もしてみました。実際に使ってみて、あの小さな箱の中でいろんな調理ができ、しかもおいしく仕上がることがわかったので、2館で導入することになりました。

上映開始直前には行列ができるというフードショップ。上映に間に合わせるために調理にもスピードが要求される。

シネマQの定番フード「ホットドッグ」(250円)、「チュロス」(280円)はスチコンを使用することで調理時間が大幅に短縮された。

スチコンで調理されるウインナーやチュロスは、テーブル形冷凍冷蔵庫に保存。スチコンにセットして焼くだけなので調理設備もシンプル。

「本当に優れものなんです!」とクックエブリオを熱く語ってくださった榮さん。機能性と扱いやすさに驚いたそう。

実際に現場で使ってみた感想は?

荻堂さん 本当にスピードが全然ちがいます。ウインナーは10〜20分くらい掛かっていたものが3分で、しかも一度に大量に焼けるようになったんです。チュロスは1枚のグリッド(焼き網)に10本並べて4段使えば、イッキに40本が7分で焼けるようになりました。これまでは8本を8分、40本だと40分掛かってたわけだから、スピードはざっと1/6に短縮されたことになります。調理がスピードアップされたのはもちろん、チュロスの焦げのロスやウインナーの焼きムラがなくなったのも大きいですね。

作業面で効果があったと感じられる点は?

荻堂さん フードごとに登録した設定を早見表にしているので、設定を選んでスタートするだけでアルバイトの子でも使えるんですね。新たにメニューを設定する場合も操作が簡単で、スタッフの負担はものすごく軽くなったと思います。それにスタートボタンを押してしまえば、あとはスチコンに任せて他の作業に移ることができる。だから、商品準備をしながらでもお客様の対応がしやすくなりました。

榮さん フードショップは、お客様の流れに沿って接客も調理も同時にやらないといけないんです。スチコンは予熱や調理が終われば音で知らせてくれるので、その音を合図に次の作業を進めればいい。以前の機械だと焼き上がっていても気がつかなかったんですけど、スチコンは耳も使って作業ができるから段取りがよくなったと話すスタッフもいましたね。

今後、どんな風に活用していきたいですか?

榮さん フードは映画をより楽しんでいただくためのアイテムなので、サブメニューでのバリエーションを増やしていきたいですね。土日は定番のホットドッグとチュロスを優先する形になってしまいますが、ゆくゆくは台数を増やしてサブメニューをもっと充実させていければいいなと思います。

荻堂さん パンのバリエーションをもっと増やしたいです。いくつかのパンの種類を同時に調理できれば同じ工程で大丈夫なので、土日は朝から来られる親子連れ向け、レディースデイは女性向けといった、お客様にあわせたパンとスープのセットなどを提供したいですね。ほかにはシニア層に向けた商品も開発できれば、と思っています。

長いチュロスもスチコンにすっぽり収まる。焼き上がりも均一で、以前あった生焼けや焦げなどのロスもなくなった。

スチコンを導入してから時間短縮だけでなく、商品数の管理もしやすくなったと荻堂さん。

販売カウンターの奥に設置されたスチコン。音で知らせてくれるので、接客中でも運転状態が把握できて便利。

アメリカンテイストあふれる館内。全スクリーンあわせて約2,000席、県内でも規模が大きいとあってホールのスペースも広く取っている。

取材日記

取材後、恒例の試食はシネマQの定番「ホットドッグ」と「チュロス」。ホテルの朝食バイキングで食べ過ぎてお腹いっぱいだったので、ひとくちだけのつもりが…。ホットドッグはパンのふわふわ感とウインナーのパリッとした食感が絶妙のバランス、中からジュワッとあふれる肉汁もたまらない。チュロスも外側がカリッとしながら中はふんわり。そのおいしさのあまり、両方ともしっかり完食してしまいました。

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